【運を科学する‼】フローマスタージャミ―ロの研究室 ~featured by ナタリー・ユエン~

「運」を科学的に研究しています!シンクロニシティもフローも、お金も幸運も健康も、夢の実現も、この世は全て「エネルギーの法則」で成り立っています!「全てを網羅する」がモットーの管理人と一緒に、「運」に関するあらゆる疑問を解き明かしてみませんか?

【『運のコントロール』と『自分らしさを炸裂させること』との関係】のお話

みなさん、こんにちは!

 

今日は、

 

「強運の持ち主は、常に一貫して『自分らしさを炸裂させている」』」

 

というお話です。

 

「運のいい人」というのは、たいてい、健全な自己愛を持っていて、自己肯定感が高いです。

 

「健全な自己愛」「自己肯定感」とは何か、というと、

 

要は、自分の良い部分も悪い部分も平等に受け入れている、

 

等身大の自分を認めている、

 

他人からの承認を必要としない、

 

自分を他人と比べて落ち込むことがない、

 

という、

 

当たり前に聞こえますが、実はとても強い心の持ち主です。

 

相手から見て、自分がどういうキャラクターであるように映るか、という外面上の性格のことを「ペルソナ」と言うのですが、

 

このペルソナが明るく元気である、活発である、逆に穏やかである、物静かではにかみ屋である、などの、見かけ上の印象は関係ありません。

 

たとえどんな性格の印象があったとしても、

 

その人の本質が、ありのままの現実の自分を受け入れている上に、「そんな自分は自分はできることは全てやっている」という確固たる自信があるので、

 

非常にブレない心の持ち主ということになります。

 

落ち込むことがあったとしても、それは「自分自身がベストを尽くせていなかった」という、自分自身への後悔や奮起が多く、

 

他人が自分をどういう風に見ているか、という、「他人軸」では生きていません。

 

価値観があくまでも「自分軸」であるために、自分の決断や行動に、しっかりと責任を持てるタイプです。

 

このブログの「運を自分でコントロールする」というコンセプトをサポートするために、

 

私はよく、その人にとって都合の良いめぐり合わせが連続して偶発する「意味のある偶然の一致」=「シンクロニシティ」についてや、

 

そのシンクロニシティが発生しやすい、極度に集中した快感を伴う精神状態である「フロー」について書いていますが、

 

この「自分軸」で生きることと「運を自分でコントロールする」ことは、本当に表裏一体です。

 

特に「フロー状態」から得られる「フロー体験」は、これを何度か自分の人生で体験したことのある人であれば、その時の「高揚感」「幸福感」「充実感」そして「自己有能感」のハンパ無さに、もう一度あの素晴らしい経験を体験したいと、更に自分を信じて自分の目指す行動に没頭するようになります。

 

フロー体験を発生させる「フロー状態」というのは、とにかく他人との比較で起こる「優越感」や「劣等感」とは無縁です。

 

そんな誰かとの「相対的な比較」など全く無意味で、全身全霊で自分自身が価値を感じる事柄に没頭して、(それも楽しみながら)持てる限りの力を出し切っている時に、「フロー体験」が得られるからです。まさに「自分軸」の在り方です。

 

「フロー状態」というのは、自分のチャレンジしている事柄の難易度と、自分の能力のバランスが絶妙に取れている時に発生します。

 

自分にとって難し過ぎず、逆に簡単過ぎず、自分の現在の能力で達成可能な、ギリギリのレベルの事柄で、しかも自分が興味のある事柄です。

 

自分がチャレンジしている事柄の難易度と、自分の能力のバランスが絶妙に取れている状態では、人はその作業に没頭でき、時間の感覚や「自分自身」という感覚すら忘れて超越します。

 

この時、喜びの感覚を伴って、持てる能力を限界まで使って集中することになるので、その他のことにはほとんど関心が向かず、更に、絶妙な「高揚感」と「自己有能感」を味わうことができるため、自己肯定感もどんどん上がっていきます。

 

まさに「のめり込んでいる状態」、

そして「幸福な状態」です。

 

この、「フロー体験」によって得られる「自分が重要だ」という感覚は、私たちに「生きている手ごたえ」を感じさせてくれます。

 

「フロー状態」を何度も経験し、「フロー体験」を日々当たり前のように経験するようになると、

 

自分の過去の経歴やステータスなどではなく、いかに、実際に自分が今現在「実体験していること」によって、自分の内部が肯定感や有能感で満たされ、そして「幸福感じられる」かがわかります。

 

普段から自分が没頭できる仕事内容や研究などがあって、その自分の能力に見合った課題に日常レベルで熱中している人は、自分の内部を満たしてくれる、実体験による肯定感や有能感が、既に超絶レベルで存在してくれているので、他人と比較するようなこともないですし、そんな発想すら湧かなくなります。

 

あまりの高揚感と快感で、他人の目も、嫉妬も、劣等感も、そんなものは全てどうでもよくなっていくのです。

 

まさに「わが道」を行く。

 

「相対観」ではなく「絶対観」で進む。

 

逆に言えば、

 

「ある能力を持った人が、その能力を使わないように制限されることほど、人間として一番不自然で苦しいことはない」

 

ということです。

 

そして、既に過去となったステータスや経歴にしがみつくことや、他人と比べて優越感に浸ったり、逆に劣等感に苛まれたりするというのは、

 

「今現在の実体験」に集中も没頭もしていない、実はとても「惰慢」な心理状態なのです。幸福感が得られるわけがない。

 

人間は、自分の能力を、取り組む課題との絶妙なバランスで100%出し切っている時に、その「パフォーマンス」で生きているエクスタシーを得るのです。

 

その「パフォーマンス」が実際に形になった時の喜びもまた、次の「フロー状態」への原動力となります。

 

「アハ体験」なども、まさに「今を生きている」状態で実体験を積むことによって、瞬間的に訪れる幸福の体験現象です。アハ体験を多く経験した人の自己有能感・自己肯定感も、

正しい方向性で確実に上がっていくことは、心理学の分野でも通説となっています。

 

*「アハ体験」とは、自分にとって未知の分野であった事柄が、ある瞬間に知覚的に瞬時に理解できた、突然ひらめいた、というその体験そのものと、その体験によって、自分が深く感心することで脳に与えられる成功体験のことです。

 

なので、自分の興味のある事柄に対して、日々、自分の能力とタスクとの絶妙なバランスでフロー状態に没頭することで、全ての「他人軸」の要素を吹っ飛ばし、自分らしさを炸裂させて生きることが大切です。

 

何度も言っていますが、「フロー」は、運をコントロールする原動力となる「シンクロニシティ」を発生させます。

 

言い換えると、「意味のある偶然の一致」=「シンクロニシティ」を発生させる必須条件が「フロー」です。

 

運のコントロールには、「フロー」が不可欠です。

 

人によっては、自分の中に凝り固まってしまった「他人軸」の生き方や考え方があると思いますが、少しづつでいいので、他人軸で生きることを辞める方向に意識していきましょう。

 

まずは「自分」。

 

自分の興味、自分の喜び、自分の幸せ。

 

「絶対観」で行きましょう。